「朗読会」を含む小説

　この文章は、二〇ニ四年三月一日に開催された「村上春樹×川上未映子　春のみみずく朗読会」に参加したときの体験記です。 　フィクションを含む内容となっておりますが、朗読会の内容およ…

朗読会用に書き溜めている詩。80〜2000文字のものをまとめています。届けたい気持ち、夢の続き、決意に告白。官能的要素もほんのり取り入れて。

『翻訳さん』と呼ばれる人見知りな彼女は、今日も薄暗い第二図書室で外国の物語を訳している。私はその物語を彼女の声で聞くのが好きだ。 これは、たまたま立ち寄った朗読会で彼女に出会い、…

　４月。中学一年生になった箕島藍梨は、部活にも入らず、塾にも通わず、のんびりとした学校生活を送っていた。 　放課後になったら友達とカフェに行ったり、カラオケで歌ったりしたい。 　…

その村の人々は、毎年川が暴れるので困っていました。 夏に大雨になると、川近くの田畑は水に浸かり家は流されるのです。 村人は、今回も川の神さまに鎮まってもらうべく美しい娘を差し出す…

僕のペンネームは透明人間。何色にも染まりたくないから透明人間という名前をつけた。 僕は、SNS上に小説&朗読のサークルを立ち上げた。主に活動しているのは僕を入れて6人。 メン…

もしくは、私の世界で君だけが正気だった。 古い物語のページをめくるように、淡く掠れて滲んだ景色を思い出す。 虐待やDV、いじめなどの表現、内容を含みます。 苦手な方はお気をつ…

音声配信サイトHEARで作られたグループ『HEARシナリオ部』内で創作した「夜乃森きなり」名義の短編シナリオです。 朗読することを前提に創作しました。5～10分程度の長さで、読み…

文芸部の編集担当としてこき使われている、片桐　慧（かたぎり　けい）は部内で少し浮いている黒髪の美しい少女・星野　栞（ほしの　しおり）の事が気にかかっていた。 彼女は部活内でも『人…

小説投稿サイト「ノベルアッププラス」で行われていた、「海をまとう」というコンテスト参加用作品です。 最初にイラストがあって、それを基に描いた作品になります。 （イベントイラストは…

怪談朗読者136として活躍する彼は、ある朗読会イベントに参加する事となる。 しかし、そこは曰く付きの噂話が飛び交う会場だった……果たしてイベントは無事成功を迎えられるのか？

「神様はどこにでもいる」そんな日本の昔からの考え方を具現化したゆるゆる日常系の作品です。 〜登場人物〜 天照大神(あまてらすおおみかみ) 中学2年生 雨は嫌いだけど自分が部屋から…

決して立ち入りを禁じられているわけでもないのに生徒の出入りが少ない屋上に、ポツンと置かれた生徒用の机。お気に入りの小説のワンシーンを思い出して、近寄って、それは小さい青春の一ペー…

大学を卒業して母親の経営する喫茶店を手伝っていた晶子のもとに、知人から朗読者の依頼がきた。全く、朗読などしたこと無い晶子だったが母親の勧めもあり受けることにした。

アラサーで独身のわたし(佐々木寛子)は、ふとした思いつきで名前と身分を偽り、カンバラ麗と名乗る人気占い師に会うが…