「忘れないで 戦争」を含む小説

【第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト】俳句の部　一句部門 嘘でしか語れない戦争を、それでもテーマにしたかった 私は戦争を知らない だけど、忘れない 絶対に

　ペネロペイア大陸。西洋によく似た世界には、かつて大きな国があった。名はラティニア帝国。七〇〇年の歴史を有する巨大帝国である。その最高指導者である皇帝ウルピノスの治世中、帝国領内…

ダ・ヴィンチ 2024年1月号(KADOKAWA)「BOOK OF THE YEAR 2023」小説ランキング15位 このライトノベルがすごい！2023(宝島社刊)　女性部門10…

あらすじ 元高校球児の大学1年生、千葉新(ちばあらた)はある事件をきっかけに魂が半分に割れてしまった。 何もない、どこまでも白い空間で意識を取り戻すと、そこにか神を自称する存在、…

兵器、それは戦争の道具であり、人を殺す為に生まれた存在。 だが人は、そこにロマンを見出す。 空を翔ける鋼鉄の鳥に、海をゆく鋼鉄の城に、陸地を走る鋼鉄の騎馬に、終わることの無いロマ…

樺太に生まれ、樺太に育ち、そして樺太に骨を埋めるつもりでいた私にとって“樺太”という言葉は異様な程の懐かしさをもって響いてくる。 四十五万島民が堂々として開拓に努め、その一木一…

『天知龍の地にて、龍を殺す』 大地は、暑く太陽に照らされる、そうここは、天知龍が治める大陸ルザネラ、その地に降り立つのは20歳の『池田まつり』しかし、地に降り立つと同時に、名前を…

夢と現実が交錯し、忘れ去られたものが何らかの理由で再び現れたとき、世界は巨大な変動を迎えるだろう。 歪んだ異形の神々であれ、「深海」から来る恐怖の天災であれ、すべては世界が文明…

　2057年・日本 　2030年代より二度の対外戦争を経験したこの国は、十数年の時を経て復興の最盛期に立っていた。 舞い戻った平和に酔いしれた人々は、過去に払った多くの犠牲を忘…

二年に渡ったいわゆる「マルフォリア=カライ紛争」の終結が、両陣営の首脳により宣言されてから半年。 私はもう、忘れたつもりでいた、あのひとのことは。だけど、幼馴染みのレオンがある夜…

主人公である時尾 翔(ときお しょう)は夢追うため親友と共に行く予定だった志望校を変更する相談をしていた。 しかし志望校を変更したことを告げると親友の虹羽 ゆうじ(にじはね ゆう…

人魔双方の歴史において1000年間続いた暗黒戦争。 剣と魔法だけだった戦争に、人類の新兵器として火砲が持ち込まれ、50年足らずで900年に渡り拮抗した戦況は人類側に大きく傾いた…

一人の少年、レイは異世界で目を覚ました。しかし、レイは自分の過去や名前すら忘れてしまった、いわゆる記憶喪失だった。 そんな中、今が戦争の最中であること、自分が兵器として異世界から…

新種のウイルスにより異形化した海生哺乳類の出現により、人類が生存を脅かされた未来。『うみうさぎ』と渾名されるそれらを排撃するため、人類種生存を賭けた作戦が実行される。 南極会戦と…

忘れられた五十何番目かの末っ子王子。本ばかり読んでいた彼は、ある日呼び出され、――王になった。

　魔女には幼少時代、魔法の存在しない異世界で自分の正体を隠しながら過ごさなければならない掟があった。 　魔女の子ホリーは異世界留学六年目に突入した小学六年生。 　子宮を失った…

伝説の女傭兵と呼ばれた『黒豹』リーザ・ブリュンヒルドは冷凍睡眠を経て百年後の未来に蘇った。だがそこは戦争もない平和な世界で、戦争しか知らない彼女には生きづらい世界となっていた。 …

狐の神族にはどんな過去があって人に封印されたのか？ もはや世界の誰からも忘れられた男となった狐神はどうにかして人の体から出ようとするが、思いもよらぬ展開へと発展していく… 消…

戦争により故郷を追われた少年達が見つけたのは、『硝片のソード』と呼ばれる"伝説の剣ポラニス"だった。 この世界はコルタスによって戦争が引き起こされ、混沌の渦が渦巻いていた。少女達…

生まれつき白髪を持って生まれたハル。突然、異世界へつれてこられ、わけもわからず王族に仕立て上げられる。自由と自己を奪われ、途方に暮れるなかで大賢者と名乗る老人に、元の世界へ戻れる…