「兄妹 日常ミステリー」を含む小説

両親を事故で亡くしてから兄が親代わりとなって妹を育てて来た、そんな二人は血の繋がりのない１２歳差兄妹。血の繋がりのない兄は、妹を溺愛している。 カフェ店主の兄・花堂貴見と妹・琴理…

貴兄、なんでそんなに子守に慣れてるの？ 私・花堂琴理は登校途中に倒れているお姉さんを助ける。お姉さんを救急車で見送ったあと、ふと見ると赤ちゃんが！ カフェ・一善と取り巻く花堂…

善行歓迎、優しさでそびえたつ非仏教寺、蛇願寺。赤暗く白蛇に見られる中、兄妹はただ置き去りにされる杖を見つけるが。

兄妹はある日の帰り道、定食屋によることになる。 その注文を待つ頃に店内に少女の声が鳴り響く。 彼女が発した言葉はただ「私のじゃなくなった」だけだった。

情報通・神代ちはや　から聞かされた話は虎と鼠にまつわる話だった。高名な彫り師、左甚五郎を思わせる木彫りの鼠の正体は何なのかを話を聞かされた兄妹は解くことになるが。

「自業自得っちゃ、自業自得なんだが……」。消防士の聖斗は、火事現場で出会った謎めいた少女・咲凛に惹かれるが、彼女には秘密があった。そして、聖斗の姉・聖羅は、何者かに襲われる事件に…