「僕だけが知っている カクヨムオンリー」を含む小説

『なろう』にて2019年6月、異世界転移転生の日間、週間、月間ランキングで一位を頂戴しました。 『カクヨム』にて2020年3月～4月　日間・週間・月間ファンタジーおよび総合ランキ…

　僕、天道　奏太（てんどう　かなた）、２０歳、大学２年生。 　一応、ドルオタである。 　まだまだ、にわかレベルの。 　僕がファンをしているのは、『ラブミッショネス』、通称ラブッ…

「ねぇ、僕だけはお前の良さを知ってるよ」 久しぶりに自主企画『同題異話』さんに参加するため書き下ろさせていただきました。素敵なお題ありがとうございます。何だか不思議な感じになり…

僕が通う学校には「無口の図書委員」と呼ばれる女子生徒がいる。 噂では彼女と話した生徒はほとんどいないらしく、謎の多い生徒だ。でも、僕とだけは話してくれる。しかもその声は……とても…

十年以上も前から、妙な事件が続いている。 僕の高校時代、三年生の時のクラスメイトが、毎年一人、消えているのだ。 毎年13日の金曜日になるとクラスメイトの一人に届き、13日後に破滅…

　清水雫。彼女は『学校一の美少女』と言われるほど有名な女の子だが、同時にその人を殺すかのような氷のごとき冷たき視線は自分以外の何者を近寄せないオーラを放っている。 　その姿は…

海嘉瀬中学校に通う青林星也、通称セイは中学二年の卒業式の日、幼馴染の今元千尋、通称ちぃと喧嘩別れをしたままちぃと死別した。中学三年生の五月。守護天使となったちぃが告げた「この学校…

地上は大昔の戦争で荒廃した。 僕たちが知っている空は金属で覆われた冷たい空。 姉はこの空が嫌いだった。