「モノクローム モノクロ」を含む小説

冷淡な態度から「雪兎」と呼ばれ孤立した少年リッカ・イナバ。 ある日彼が出会ったのは自身を「邪竜」と呼ぶ少女エトナだった。 少年は少女と出会い、忘れかけていた熱を取り戻す。 デコボ…

『色』を失った二人の少女は、夜、海へと消えていった。 【KAC20247】参加作品

幼い頃、僕は一度、モノクロのイラストを台無しにしてしまった事がある。なぜそんな事をしたかというと…… KAC20247参加作品です。

　人を手にかけたイリスの世界は、モノクロームだった。 　灰色の雨降る街を歩き、帰り着いたのは喫茶店。 　そこで彼女を出迎えたのは、グリーンブルーの眼を持つ優しい青年だった。 　…

地球に飛来する太陽フレアを防ぐため人類はバリアを貼った結構、世界各国で大混乱が起こる。 でも、僕の日常は少し生きにくくなるだけ。 ※KAC2024参加作品7作目です。 htt…

あるときふと、自分で命を絶ってしまう人が、最後に見る景色ってどんななんだろうと考えました。モノクロに見える世界も、視点を変えてみると意外とカラフルなのかもしれません。生きていれば…

色盲の病気で全てが白黒にしか見えない白井燈真は、同じクラスで美術部の黒川美月とひょんなことから親しくなった。色が分からない燈真は自分の日常を空虚で真っ白なものだと思っていたが、美…

八木山動物公園駅の改札を憂鬱な顔で通り抜ける一人の女子高生がいた。 名前は修明御古都。 真新しい駅舎も、美しい街並みも、櫻で埋め尽くされた学校も 御古都にはモノクロのフィルターが…

やりたいことも、ない。 興味を持つモノも、ない。 彩りのない日々に、少しずつ関心がなくなっていた、高校２年の春。 森井和哉は、興味を持てるモノを見つけた。 同級生の、名本夕香…

公認会計士の片岡篠吹（かたおかしのぶ）は行きつけのバーでモデルの千堂涼（せんどうすずみ）と出会う。涼は篠吹の好きな「I know」というタイトルの手を写したモノクロ写真を見つめて…