「ダメ人間 酒」を含む小説

立石紫苑は十五歳の頃。十歳離れた近所の石川奈津を大層可愛がっていた。 「わたし、おっきくなったらしおんおねえちゃんとけっこんする！」 「うんうん、なっちゃんがおっきくなったら結婚…

※ネタバレ注意 　庭の花の手入れをしていた所でうっかり別世界に紛れ込んでしまった鏑木矢栖理(かぶらぎ・やすり)。異世界の城の中で特に問題はないと鑑定されたが、彼女には行く場所が…

一人暮らしで汚部屋に住むお酒大好きな姉。 君はそんな姉の部屋を片付けるお礼として結構な額を貰っていたがいい加減な姉が毎週お金を払えるはずもなく、代わりに耳かきしてもらうことに………

クジラ街と呼ばれる歓楽街の側に、彼女のヒナミと同棲している『成瀬ミノル』。 ミノルは酒と煙草に依存し、皮肉と侮蔑を繰り返し、女を騙し、ナルシズムと自己嫌悪を同時に抱くクズで最低な…

ツイッターで見かけた、 【#作家は経験したことしか書けない】 というハッシュタグに触発されて、自分の過去を出汁に物語を作ってみました。 案外、経験とズレていく（もっと無味乾燥…

　酒、煙草、女、ギャンブル。 　銀次はそんな昭和の匂いが漂う遊びを、令和の世で謳歌している稀有な青年である。 　ある日の夜、銀次としては珍しく、深夜に目が覚めてしまった。睡眠時…

「可愛い女の子とセックスしてお金貰って昼間から飲むお酒ってサイコーだね！」 「……大の大人が女子中学生からお金貰って飲むお酒って美味しいの？」 「美味しいですが？ 何か？」 そ…

酒に溺れるダメ人間が女に救われる話。 だいぶ昔に書いたものの再録です。

コロナ過で経済や景気が激減するなかで、いかにストレスを払拭して楽しむかを考えた時に、48歳になった自分がとる行動を、『昼酒』という行為に置き換えた時に起こる利点メリットを赤裸々に…

『歩き酒』って言葉があってもよいと思う。ブラブラと散歩しながらコンビニに立ち寄って安い焼酎と水とツマミを買って、それをコンビニ駐車場の隅で隠れながら水割りを作ってイカゲソを咀嚼す…