「キリスト教 短編集」を含む小説

800字未満でサクッと読める、短編集。

　其は、神に似て神に非ず、人に似て人に非ず、さりとて佛(ひとでなし)でもない。 　彼等は信仰そのもの。信仰が人の形をとって創られた擬者。 　―――まるで、神が人間を、ご自身に模(…

　穢れと呼ばれて蔑まれた人達がいた。 　そんな彼等にも家族がいた。 　彼等は家族の愛を知っていた。 　これはそんな、ある家族の物語。 　バラバラになった、けれどもいつも一緒にい…

誰もあの人を愛さなかった。 神もあの人を愛さなかった。 だけど私を愛してくれたあの人を、私は全力で愛し返すのだ――。 ある『娘』の、『父親』の足跡を辿る物語。 ※本作は「神を…

現役キリスト教徒による「魔術師」イエスの物語、「もう一人の男」。その男達の傍らに寄り添っていた、「もう一人の女」の物語。 ※本作は「もう一人の男」の外伝集です。本編のネタバレが…

31万字越えの長編聖書関連創作『双子の男』。 長い！！ しかもムズい！！！ と言うわけで、簡単な短編集をご用意しました。 著者コラムはLGBTについてです。 ※本作は「双子の…

天に召された、私が愛した人よ。 貴方の天国での生活を、攻めて鍵穴から覗かせてください。 ※本編はここにはありません。

キリスト教。それは世界でもっとも信者の多い宗教。その教典である旧約聖書と新約聖書の中で語られる説話や言葉を題材にした短編集。 第1話『貝殻の騎士』 　砂漠の国、磨かれた貝殻の如…