「オートフィクション」を含む小説

ぼくには好きな女の子がいた。 彼女もまた、ぼくの事が好きだと言った。 “恋の使い方を間違っちゃいけない” もう一度、あの頃へ。

inspired by 長谷川白紙「肌色の川」 就活に頭をやられていた時に書いたメモに手を入れました。今でもリクルートスーツが嫌いです。

令和の日本社会にだって怖い話は転がっている。創作されたホラー作品の「やり過ぎ感」に飽きてきたら、もうこれしかない。フィクションを書けなくなった作者が実話をモチーフに描く歪んだ物語…

オートフィクション。実際に自分の身の周りで起きたことを元にしつつ、完全なフィクションとして「もしかしたらあり得たかもしれない」世界を描く。とはいえ大きな話はない。思い返すとあの頃…

心には季節がある。若いころ良いと思ったものが、いつしかそうでなくなる。それは人が年齢を重ねていく上での、一つの条件なのだろう、か。 （準私小説）

大学の恩師の退職記念祝賀会に集うかつての教え子たち。 現在が、過去に未来だった地点を追い抜いて行ったその後で…… 君はどうする？ ※短篇連立式オートフィクションの習作

　2000年代前半に今迫直弥というペンネームで小説を投稿していた私は、当然のようにデビューに至ることはなく、いつしか筆を折り、全く関係のない業界で仕事に就いて生活を続けてきた。 …

創作者だけが集まるマンション。ある一室の住人・遥飛蓮助の一幕。 （『創作荘アンソロジー「ようこそ創作荘へ」』寄稿作品／公開：2017.11.23） （※カクヨム掲載時に改題・旧…

「私」は想像上の作家「都途回路」になっていく ※pixivに投稿したものの再掲です

なにもかかれたからといってそれがいかに誠実な態度のもとにあろうと、事実はどこかへ逃げて試算してつかみどころを失ってしまうのではないと、どうして言えよう。