「アジア ファンタジー」を含む小説

主人公、播磨堂眞(はりま どうま)は、一身上の都合(自責)で海外逃亡していた日本人。ある時はアジアの奥地で田畑を耕し、またある時はヨーロッパ圏でカンフーマスターを自称しマフィアの…

中央アジア風異世界ファンタジー、『飛鳥』シリーズ本伝。 近代文明が崩壊した後の、遠未来の並行異世界を舞台にしています。 砂漠の民、草原の民（騎馬遊牧民）が登場します。アジア圏の…

天竺・須弥山を拠点として君臨する神仏の宗門は、外界の神々からの勢力におされ、その栄華を蝕まれつつあった。この負の状況を打開すべく、とある任務を託された毘沙門天が、救世の旅路につき…

優れた剣術と馬術を伝統に持つ少数民族のラガシュマ族。彼らは突然現れた「軍隊」に部族ごと滅ぼされる。その唯一の生き残りである十四歳の美しい少女ルノルノは放浪の末、アルファーン帝国の…

ここは並行世界の日本、もしあの時、の数多の可能性の結果の一つ。 現代日本と大きく違うところは産業革命が遅れているところ、魔法が存在するところ。 そして、人類が滅亡の危機に瀕し…

古代インドに語り継がれる叙事詩「ラーマーヤナ」、ヴィシュヌ神の化身「ラーマ王子」の愛する「シーター妃」を奪還するために耗発した羅刹羅闍《ラクシャーサラージャ》「ラーヴァナ」との戦…

　未来暦1384年、突如として月に住む地球外生命体が地球に侵攻した。地球は連合軍を編成して地球外生命体に立ち向かうが壊滅。その後も、為す術なく地球は侵略され続けた。 　3年後の1…

ロンドンでくず拾いの子供たちを従えるマーガレット（マルグリット）。嵐の翌朝、川辺で拾った日本の人形と硝子瓶が好事家Ｄ伯爵に高く買い取られたことから、アジア、ヨーロッパを駆け巡る興…

十三年前、鬼帝国の侵攻により滅んだ小国・融。敵の気まぐれで生き残った末の王子は復讐を誓った。 時は流れ、大人になった彼の元には頼もしい同志が集い、鬼人打倒と故郷奪還に動き出す。 …

少女を神として祀り、蛇神の災いと共存してきた山岳集落イェンダ。16歳の少年ラケは、現人神ディヤの足代わり《神の御脚》として仕えていた。 長きに渡り平和だった集落は、祭りのさなか黒…

バングラデシュ、「僕」は「アジャーラ」という若く可憐な女性によって一枚の布として誕生した。 発展国に大量生産されるためのスカーフとして縫われた「僕」だったが、アジャーラは初めて縫…

夢の中で見た映画のようなファンタジーを、何とか小説で再現できないかなと、筆を執りました。自分でも何故この話が生まれたのかわからないので、不思議な感覚です。 https://ka…

「旅草」とは、旅する人を草に喩えた言葉である。 危険に臆せず、自分を信じて未知なる世界に足を踏み入れる勇者のことを指す。 　長い髪をなびかせ、女性的な身形を好んで着る一風変わった…

　古代の人々が暮らす世界、アクロポリス。 　約2000年前から存在しているこの世界は、『竜族』と呼ばれる魔法使いが、人々の目を逃れて暮らしていた。 　彼らが暮らす街は、「…

　中つ国の東・ドーレン帝国でのんびり暮らすメイファの人生は一変した。和睦のため敵国・アニロンへ嫁入りすることになったのだ。相手は……まさかの、おじいさん！？ 　言葉や文化、…

企画参加用に書きました🐍 【赤い縞瑪瑙のツェタル】という自作品の小話です。本編未読でも読めます。 時系列としては本編より少し前です。 【地母神の贄姫/りんも の にえひ…

※ 当作中には、一部グロテスク描写、児童虐待を示唆する表現が含まれます。 12歳以下の読者のみんなは、周囲の大人に確認をとってね。※ トロイの古代遺跡。 19世紀後半、とある…

「みとりや：京終みとりの冥府よろおかぱ」は、青春と謎解きが詰まった推理小説。主人公の生田あかしは、自称当たり屋おんな「アガシ」という少女と、京都の路地裏で出会う。二人が巻き込まれ…

西洋風でない異世界ファンタジーです。転生・転移なし。

　広大な北の大地ヒュンノールを治める大君主・オグトログイの〝足置き〟として仕える奴隷・オルヌドはある日主人を目の前で討ち取られる。攻め入ったのは湖の谷アニロンの軍だった。 　…