「人魚」を含む小説

親の離婚により、夏休み前に転校を余儀なくされた主人公。仲が良い友人ができないまま夏休みに突入。暇を持て余した主人公は海へと泳ぎに行く。そこで出会ったのは、人魚だった。

※近況ノートを利用した表紙画↓ https://kakuyomu.jp/users/HiranakaNagon/news/16817330667287492023 　もとは「月…

文学フリマ東京35で無料配布した短編です。 意味がわかると怖い話、なのかもしれない……

日本全国の28都道府県、89区市町村の121か所で確認出来ると言われる 八百比丘尼の伝説。平安時代に生まれ、 福井県小浜市は空印寺の洞穴に住んでいた、不老不死の美しい少女。 その…

　地球の温暖化対策。 　その結果生まれた地球を周回する海流。 　その海流に乗り地球一周の海流レース。 　おじいさんの遺した小さな漁船で参加した僕の孤独を癒やしてくれたものは、深…

海流に浮かぶ夫婦諸島。雄賀島と雌賀島を主島として幾つもの岩礁がある。その深い海底には人魚が棲むという伝説がある。しかし私にはそれは伝説ではない。 水底で見上げたあの人魚の姿を忘れ…

「滅ぶでしょ────────────────ぅ!!」という余命宣告の下、地下三〇〇米に生きる少年リアンは地上にのぼることを決意する。いずれ消える命、少年は何をして生きる。

海辺の小屋で暮らすイリスは病を患っている。 彼の面倒を見ているアモンは、なんとか彼を治療する方法はないかと頭を悩ませていた。 そんな時、アモンは不老不死の秘薬である人魚と遭遇する…

精一杯生きようと思っても、死ぬときが来る。その瞬間が怖くて、なにもできなかった余命わずかな少女は、ある日海からやってきた人魚と、１つの契約を交わす。少女が見つけたかったもの、未来…

人との関わりを断絶し、海を生きるセイレーンの王女セシリーヌには、忘れられない人間がいた。 子どものころ、難破した船から助けた一人の少年……。 見られてはいけない姿を見られ、たった…

短編です。みじか〜い #novel首塚参加作品です。Xの方でも同じ名前で投稿してます。

中学の時に足を怪我した高校生、青崎波留人は妹と待ち合わせでプールに行くと水野瑞帆という少女と出会う。 彼女は波留人と同じ学校のクラスメイトで、水泳部のエースでしかも海上の人魚姫と…

自由奔放に生きる商人の三男坊・アレックスは、ある時、人魚の青年・テオに命を救われる。テオとの再会を夢見るアレックスが出逢ったのは、人魚島行きの船だった。 人魚博士、人魚の洞窟、…

父の代で人魚釣りを廃業にしたはずの釣り人は、ある日キョウチクトウの人魚を釣る。それ以来釣り人のところには頻繁に人魚絡みの話が舞い込んでくるようになった。 異形が住まう昭和風の異…

高校生の子葉は同性の幼馴染の綺月と交際している。 恋人同士として順調な日々を過ごしているのだが、昔に綺月が口にした『ずっと一緒にいるために人魚を殺す』という言葉が子葉の心の底で引…

怪奇生物と呼ばれる存在がいる。河童、お菊、ルシファー、ミカエル、牛鬼、死神、ぬらりひょん、鳳凰、──人魚。 人間社会の裏で密かに活動する『領域治安部』は、古今東西で大きな脅威と…

夕暮れの歌を聞くと蘇る記憶。 あれは、私が人魚だった頃の忌々しい想い出──