「自己肯定」を含む小説

生きるってなんだろう？ 幸せってなんだろう？ たった10年で終わってしまう、儚い20代の葛藤。 21歳から26歳までを1年毎に纏めた、短編小説集。

しずかは、オーストラリアのある街に住む大学生。 人種のるつぼのこの街では、二つの名前、二つの文化を持つ人がたくさんいる。 しずかの英語名は「ジェシー」。 しずかが出会ったイタリ…

自己顕示とサド、自己肯定とマゾ、追われたい女、追いたい女、みんな仲良く大団円を迎える台本です。

創作論・評論にチェックを入れたものの、そんな御大層な物ではないのです。 自分がどう言う心算で今物語に向き合っているか、それなりの考えがあっての書き方をしているわけですが、つまり、…

【被害者という存在は、時間が経つにつれ被害者ぶることを断罪されるようになってしまう。弱者はいつだってその場に留まり続けることを許してはもらえない。私達は日々、ほんの僅かだけでも前…

過去、現在、そして未来。セレナードの背景を明かして、True Endへ。 本編読了後の読者を想定しており、大幅なネタバレを含みます。未読の方は、先に『エレガント・セレナード』（…

　念術がある不可思議な異世界で！ 異世界召喚された青年！ 　それは素晴らしき青年！ 自己肯定の達人！ 　身勝手極めし者！ 其の名は！ 　

自己肯定感皆無の主人公杏耶が異世界の令嬢カーネとして転生しちゃったから死にたいけど死ねなくてむぎゃー！ってなる話。

『エレガント・セレナード』の番外編として始めた『アンコール・セレナード』に収録していたお話です。 『アンコール・セレナード』を〈外山明里の恋〉まで読んだ後だと、わかりやすいと思い…

かつて暴走した魔物達によって国が危機に陥った時、その元凶である魔王を倒し、勇者と呼ばれた男がいた。 彼の名はエージ。伝説の剣の所有者として選ばれ、そこに封じられていた美しき女神…

「頼む……パーティーを抜けてくれ」 　これまで活動していたＳランクパーティーをクビになった（と勘違いする）ヴェリルは、 　元仲間にもらった紹介状を頼りに辺境開拓に志願した。 …

　出生に難があり、親子関係は破綻。加えて生まれながらに患う《竜鱗病》によって自己肯定感が底を尽きたヨワは、一生を冴えない大学教授助手で終わるはずだった。 　しかしある日突然、義妹…

僕はファミリー・レストランで働いている高校生だ。店の駐車場で、誘拐事件が起こった。手がかりのないまま、いたずらに時間が過ぎていく・・・。 僕と仲間たちは、事件解決のために立ち上が…

丸の内の金融関係の大手で秘書として働く椿（つばき）あやみは、有名私大卒・容姿に恵まれた自称キラキラ丸の内OL。 けれどその内面はドロッドロのコンプレックスをこじらせた面倒くさい系…

［あらすじ］ これは、感情をエネルギーに変換する心の新領域「聖杯」によって、特殊能力を行使できる「アイドル」となった少女たちが、黒色の怪物「イドラ」との戦いや仲間たちとの葛藤を…

【第3回HJ小説大賞後期「ノベルアップ＋」部門　最終選考作品】 「ハズワケ！」あらすじ。 ギフト名【運び屋】。 ハズレギフトの烙印を押された主人公は、最高位のパーティをクビにな…

「ホラー小説を書いてみる気はないかい？」 若き女流幻想小説家である御陵彬《みささぎ・あきら》は担当編集者の黒野戒十《くろの・かいと》にそう誘われて、ホラー小説界の若き貴公子と名高…

　自主企画「筆致は物語を超えるか」【空に走る】用に書いたものです。 　同じプロットでどういった違う物語が生まれるか、という企画なので私の物語での骨組みを書いておきます。 　序盤…

日記の主人公は僕、50を過ぎたおじさんです。 地方で小さな広告会社を経営しています。 登場人物は、長男・長女・次男、そして妻です。 僕の妻はとても短気で、瞬間湯沸かし器のように…